ブランディングって何?
ここ数年、当たり前に聞くようになった“ブランディング”という言葉。何となくのイメージはあっても、はっきりと何を指してるかは、人によって解釈が違うようです。ロゴやホームページのデザインを変えるなど「表面的なデザイン変更や統一」といった印象を持ってる方も多いようですが、実際には内面的なことが深く関係しています。
そもそもブランディングとは、企業側の「こう思われたい」というイメージを、消費者・顧客に「思ってもらう」ための活動全般を指しています。ここで言う「こう思われたい」とは、“こんなニーズを満たしてくれそう”というイメージ。そのイメージが浸透することで、企業側から売り込まなくても消費者・顧客から指名され、売れ続ける状態を可能にするというものです。
どんな規模でも活用できる
ブランディングというと、大手企業だけがやってそうなイメージがありますが、そうではありません。ブランディングの本質は、自分たちの「こうしたい」という“意思”を形にしていくこと。それは、どんな規模のビジネスにも当てはまります。
その“意思”をはっきりさせるために「自分たちにできることは何か?」「それによって誰のどんな問題を解決したいのか?」「それをどう伝えていくか?」といった内面的で普遍的なことを掘り下げていきます。そして、明確になった“意思”を、目で見て分かる形にして伝えていくことで、つながりたい人たちとつながり「自分らしいビジネス」をしていくことが可能になります。ブランディングは、規模の大小に関わらず、充分活用できるものです。