自分の“普通”を押し付ける
つい先日、僕のとった行動に対して「それはおかしい!普通はこうするでしょ!」と感情的に言われ、モヤっとしたことがありました。常識外れとかマナー違反を注意されたわけではなく、その人にとって“普通”じゃないことが気に入らなかったようです。でも、僕にとっては“普通”の行動。人それぞれの“普通”があることをやんわり伝えると、何となく納得してくれた様子でした。
自分の“普通”を押し付ける。されると嫌なものだけど、我が身を振り返ると同じことをしてきたように思います。人間は、意識しなくても「自分の考えは絶対に正しい」と思い込んでるところがあります。そういう生き物です。世の中で起こってるトラブルのほとんどは、そんなことが原因なんだと思います。
まずは自分を受け入れること
互いの違いを認め合えば無意味な衝突もなくなるんだと思いますが、それが頭では分かってても、なかなかできないものです。なぜできないんでしょうか?それは、自分が自分のことを認めてないから。不完全な自分を許せずにいるからです。
これは僕の感覚なんですが、自分を認めるの分量と、他人を認めるの分量は同じだと感じてます。ダメで不完全な自分でも、それを受け入れること。それができないと、他人の不完全さも許せなくなってしまいます。自分が自分に対してできてることは、他の人にもしてあげることができます。先日の出来事から、そんなことを改めて実感しました。