仕事で人を喜ばせるには、まずは自分自身を満たすこと


“良くも悪くも”自己犠牲


何か事業をしている人には、自己犠牲心が強い人が多い気がします。事業を成り立たせるには、自分を犠牲にする覚悟や努力が必要なこともあるので、そうした性質が求められるのは事実です。でも、その自己犠牲が「良くも悪くも」となることも少なくありません。

僕自身も、自分のことよりも周りの人たちを優先しすぎてしまい、疲れ果てることがよくありました。誰かの役に立っていると実感している間はいいのですが、ふと立ち止まったときに「自分は一体何をやっているんだろう」と虚しさを感じることも。起業して間もない頃は、そのまま塞ぎ込んでしまうこともありました。でも、ある考え方に出会ってそこから抜け出すことができました。


溢れ出たものを分け与える


それは「自分から溢れ出たものを分け与える」という考え方です。自分が良いエネルギーで満たされてるときは、何となく周りの人たちも元気になってる感じがしますし、気持ちにも余裕が出てきます。自己犠牲を意識しなくても、自然と人の役に立つことができる状態です。自分に余裕があるからこそ、無理なく他人の役に立つことができる。これが理想的な形だと実感しました。

反対に、自分が満たされてないときは、自己犠牲のフリをして他人から搾取してしまうこともあります。例えば、相手の感謝や評価を無意識に求めてしまったり、結果的に相手からエネルギーを搾取してしまったりすることもあります。

僕たちは、誰かに喜んでもらうために仕事をしてるわけですから、まずは自分自身を良いエネルギーで満たすことが大切だと感じています。自分が満たされてこそ、自然と他人に分け与えられる状態になり、結果としてより多くの人に価値を届けることができます。自分のこともしっかり労って「分け与えられる」人でありたいものです。

Picture of Designer / 津江 祐一

Designer / 津江 祐一

過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

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過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

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