物事が思い通りに進まないときには“執着”を手放す


執着とこだわりの違い


何かが思い通りに進まないとき、僕たちは知らず知らずのうちに「執着」と「こだわり」を混同してしまうことがあります。僕は最近、この2つの違いについて考えさせられる経験をしました。

「執着」とは、名残惜しさや“せっかく”といった気持ちから、手放せなくなっている状態。周りの目を気にしたり、自分を守ろうとしてしがみつくもの。外側の理由によって離れられない感覚です。

一方で「こだわり」は、自分の内側から湧き出るもの。周囲の評価ではなく、自分自身にとってどうしても譲れないものを突き詰めていく姿勢。“自分”を中心にして前に進む力のようなものです。


執着を手放すことで得られるもの


執着とこだわりの違いに気づけないと、物事が停滞し、苦しくなることがあります。僕が最近感じたのは、物事が前に進まないときこそ、「執着」を手放すべきだということです。

「周りからどう見られるか」「これまでの努力がもったいない」といった感情にしがみついていないかを見直し、今の自分に必要ないものを手放す。それができると、「こだわり」に集中できるようになります。そして、その結果、新しいものが自然と入ってくることを実感しました。

前に進むためには、自分の中で何が「執着」で何が「こだわり」なのかを見極め、“今”必要なものだけを大切にすること。それが、次のステージへと進む鍵になるんだと感じています。

Picture of Designer / 津江 祐一

Designer / 津江 祐一

過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

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過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

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