経験から感じた、自己表現が“生きづらさ”の解消に役立つこと


セルフデザインを始めるきっかけ


僕は長い間、生きづらさを抱えていました。人と同じにようになろう努力しても、それが自分には合わないことに気づくばかりでした。一般的な成功を目指して頑張ってみたものの、身体を壊し、人の心を傷つけてしまうこともありました。また、繊細すぎる気質ゆえ、周りの感情や空気感を過剰に感じ取り、自分自身が疲弊してしまう。そんな状況が続いていました。

これをどうにか解消したいと、いろんなことを試しました。でも、どんなに外部の助けを求めても、結局のところ、答えは自分の中にしかないことに気づきました。自分に向き合い、自分の感覚に素直になること。他人と比較して生まれるコンプレックスや弱さだと思っていたものこそが、自分の本当の強みであること。自身の経験から、そんなことを学びました。


“自分”を仕事にするという発想


その過程で「自己表現」を目指すことが、“生きづらさ”を解消する突破口になると感じました。自分が感じたこと、伝えたいことを、必要としている人に届ける。それを仕事にすること。これが、自分を活かす方法だと腑に落ちました。

この考えを自分の仕事の中に取り入れていくうちに、生きづらさは徐々に消えていきました。自分が抱えていたコンプレックスや弱さも、実は自分にしかない強みであり、それを活かす方法を見つけたとき、自分を信じられるようになりました。


セルフデザインが生まれた瞬間


この経験を通じて強く思ったのは、「自分の中に答えがある」ということ。そして、それを見つけるきっかけを提供したいという想いでした。僕がそうであったように、多くの人が、世間の評価や常識に振り回され、自分自身を見失ってしまう。でも、自分の中にこそ、心地よい生き方や仕事のあり方がある。その気づきを伝える場を作りたいと思いました。

僕はグラフィックデザイナーとして活動してきましたが、その中で、クライアントにとっての「自分に向き合う」アプローチを意識してきました。その結果、多くのクライアントが「自分らしさ」に自信を持ち、ビジネスを楽しめるようになったのを目の当たりにしてきました。この体験が「セルフデザイン」をはじめるきっかけになりました。


セルフデザインが目指すもの

「仕事が上手くいかない」と感じる多くの原因は、自分に向き合うことで解決できると信じています。特に、生きづらさを抱えている人にとって、自分の心地よさを基準にした仕事のあり方を見つけることが鍵になります。

また、セルフデザインは「ひとりビジネス」をしている方を対象にしています。ひとりで仕事をしている人ほど、自分を表現する力が求められるはず。そして僕がこれまで体験し、学んできたことが、そうした方々の役に立つと確信しています。


“自分をデザインする”ということ

長年感じていた“生きづらさ”を解消するため、僕は「自分で自分をデザインする」ことをテーマにしてきました。自分がどんな人間なのか、どんな性質や特徴があるのか。そして、自分に「何をさせてあげれば」心地よくいられるのか。今もそれに取り組んでる最中です。

この体験を『セルフデザイン』として形にすることで、多くの人に「自分を基準にしていい」「自分の価値を信じていい」ということを伝えたいと思っています。これを読んでくださったあなたの「自分らしい生き方」に、少しでも貢献できれば幸いです。

Picture of Designer / 津江 祐一

Designer / 津江 祐一

過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

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Designer / 津江 祐一

過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

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