自分の“思い込み”に気づくことで得られる効果


ものごとがうまく進まない原因


最近、仕事の面で「うまく進まないな」と感じることがありました。その原因を考えるうちに、自分の中にある「思い込み」が邪魔をしているような気がして、この週末にそれを探ってみることにしました。

気づいたのは、「◯◯をしない自分には価値がない」という思い込みがあったこと。普段はそんなことなんて全く考えてません。でも、深いところにある思い込みがチラチラ顔を出して、それに気づかせようとしていたんだと思います。だから、ものごとがうまく進まないんだと腑におちました。


感情を書き出してみる


僕が思い込みを探る時には、いつも「感情を書き出す」という方法をとっています。具体的には「①今感じていることをそのまま書き出す ②書き出した言葉を深掘りしてみる ③書いたことを受け入れる」という流れです。

まずは、頭に浮かんでること、ありのままの感情を紙に書き出します。誰かに言われて嫌だったことや、自分のネガティブな部分など、普段はフタをしてる感情を出していくイメージです。次に、書き出した言葉から連想することや感じたことを、そこに付け足していきます。夢中になって書いてると、普段フタをしてる言葉がさらに出てきます。そして、書き出した言葉を客観視して「あぁ、こんなふうに感じていたんだね」と優しく認める。出てきた言葉を分析したり、否定したりしません。


自分にとって不要な思い込み


こうして書き出してると、「なんだ、自分はこんな風に思ってたんだ」と感じる瞬間があります。自分に必要だと思い込んでた考えが、“もう必要ない”と気づく瞬間です。この瞬間、身体が力がスーっと抜けたり、視界が晴れたような感覚になります。何となく、モヤモヤした気持ちが消えて、身体から力が湧いてくるようにも感じます。

いつも不思議に思うんですが、自分の感情は、自分で認めてあげるだけですごく安心できるし、「思い込み」は、それに気づくだけで手放すことができます。もし、同じように何かがうまく進まないと感じることがあれば、まずは感情を書き出してみることをおすすめします。シンプルだけど、思い込みに気づいたり、前に進む力を与えてくれるはずです。

Picture of Designer / 津江 祐一

Designer / 津江 祐一

過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

Picture of Designer / 津江 祐一

Designer / 津江 祐一

過去の経験から、“生きづらさの解消”に「自己表現」が効果的だと気づきました。セルフデザインは、自分と向き合い、自分を表現することで、誰もが『弱みも強みに変わる』ことを実感できるプログラムです。

© tabloid Co.,Ltd.