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人の気持ちに届くよう、“いまここ”に集中する


ふと気づいたこと


最近、70〜80年代のソウルミュージックをよく聴いてます。それらを聴いててふと思いました。「この曲、“何十年後も違う国の知らん人に聴かれる曲になる”って思いながら作ってないよね」と。「後世に残る名作をつくろう!って、後々のことを考えながらつくったんじゃなくて、その瞬間に“何か”を込めることができたから、世界中で聴かれてるんだ」と、想像がふくらみすぎて感動してしまいました。もちろん、たくさんの人に聴いて欲しいと思って作られた曲なんでしょうが「時空を超えて、いま僕のところに届いてる現象」に感動したんです。


“いまココ”の感覚


いま聴いてる曲たちが、どんな環境でどんな風につくられたのかは、全く知りません。勢いだけでつくったのかもしれないし、思わずできてしまった曲なのかもしれない。でも“何か”が込められてるのは間違いありません。その“何か”が込められた「瞬間」を想像するとたまらなく興奮します。

これは、僕たちがやってる“ビジネス”にも当てはまることだと思いました。ビジネスとなると、売上や周りの目が気になったり、後々のことを考えたりしがちです。でも、そんな時の仕事って良いパフォーマンスができなかったりします。ビジネスに必要なのは「瞬間」に“何か”が込められること、“いまここ”に集中すること。それができて始めて、人の心に「届く」ものができるんだと思います。過去の名曲たちを聴きながら、そんなことを思い出すことができました。

AUTHOR

Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って、それぞれの「頭の中にあるものを形にする」ことを生業にしています。クリエイティブ制作活動と併せて、ひとり経営者さん向けの個別ワークショップを行っています。

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