デザイナーの僕がこのワークショップをはじめる理由


デザイナーとしての経験から


僕はグラフィックデザイナーとして活動しています。ウェブサイトや印刷物などの企画・デザイン制作を行うのが僕の仕事です。これまで、たくさんの企業さんや個人事業主さんから、いろんな案件を担当させてもらいました。どの案件も、デザイン制作の依頼があるのはクライアントさんがビジネスの成長を目指すタイミングです。

ですから、デザイン制作を通して「どうすればビジネスがうまくいくか」ということに、ずっと向き合ってきました。僕は、起業してからの21年、さまざまな経験をさせてもらう中で「うまくいく」ということに対して、自分なりの結論を得ることができました。


“自分を活かす”ことで得られるもの


それは「自分を活かす」ことです。自分を活かすことで、ビジネスでの望ましい成果は得られます。誰しも自分にしかないものを持っています。自分だけの価値観や感性を持ってビジネスをスタートさせたはずです。しかし、売上や人間関係に悩まされるうち、世の中の情報や業界の常識に触れるうちに“自分”を抑えてしまうことがあります。

自分を抑えた状態では、本来の力が発揮できないので、ものごとは思うように進みません。成功法則や流行りの手法に頼っても、うまくいかないのはそのためです。僕は、これまでの経験から、ビジネスを成長させるには「自分を活かす」という考え方が絶対に必要だと感じています。


“打ち合わせ”から得た着想


セルフデザインは、これまでクライアントさんと行ってきた「制作前の打ち合わせ」から着想を得ています。打ち合わせの中では、クライアントさんにとっての「自分を活かす」ことにフォーカスしてきました。簡単な質問を使って、その人自身に向き合ってもらうこと。新しい着眼点を提示して、その人なりの発想を引き出すなど。

いろんな工夫をしながら打ち合わせを組み立てていったのですが、やってくうちに「この感覚をもっと楽しみたい」「これを誰かのためにもっと役立てたい」と思うようになりました。その思いをかたちにするため、打ち合わせでやってきたことを、目的別に体系化したのがセルフデザインです。

セルフデザインで目指すのは、もっと自分らしく生きること、自分の人生を生きることです。大袈裟かもしれませんが、僕はそう思っています。セルフデザインを通してそのお手伝いができる日を、いまから楽しみにしています。

Picture of Designer / 津江 祐一

Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って「イメージを形にする」ことを20年以上続けてきました。現在はクリエイティブ制作活動と併せて、ひとり経営者さん向け個別ワークショップの運営をしています。

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Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って「イメージを形にする」ことを20年以上続けてきました。現在はクリエイティブ制作活動と併せて、ひとり経営者さん向け個別ワークショップの運営をしています。

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