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自分に不足してるものより“今あるもの”に目を向ける


“不足”に目が行きがち


前回の記事では「今この瞬間を生きる」ことについて、僕の経験から感じたことを書きましたが、それについてもう一つ大切なことを思い出しました。それは、今ここの「不足を埋めようとしない」ということ。僕自身がそうでしたが、今ここを見たとき、どうしても「不足」していることに目が行きがちです。

例えば、新たなに資格や技術を身につけることについて。クライアントさんから相談を受けることもありますが「新しいサービスを提供するために、新しい資格や技術を得ようとする」こと。お客さんにもっと満足してもらうため、そう考えるのは素晴らしいことです。しかし、今あるものを活用しきれてない時ほど、新しい知識・技術を求める傾向が強いように思います。


“今あるもの”は何か?


人間の思考の80%は、ネガティブなことだと言われてるので「不足」に目が行ってしまうのは仕方のないことだと思います。ただ、このネガティブ思考の本来の機能は、自分を守るためのもの。自分を責めるためのものではありません。

不足を埋めるという考え方ではなく、“今あるもの”は何か?今まで積み重ねてきたものを無視するんじゃなく、今の自分をどう活用していくか?そんな視点で自分自身を掘り下げていくことで、見えてくるものがたくさんあります。この考え方も、“自分なりの”成功をつかむ上で欠かせないことだと感じています。

AUTHOR

Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って、それぞれの「頭の中にあるものを形にする」ことを生業にしています。クリエイティブ制作活動と併せて、ひとり経営者さん向けの個別ワークショップを行っています。

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