自分をどう奮い立たせるか?
自分をどう奮い立たせるか?これって、日々働く人たちにとっての普遍的なテーマだったりします。自己啓発書を読んだり、尊敬する人の話を聞いたり。人それぞれ、己を奮い立たせる方法は色々あると思います。僕も数年前までは、本や会話の中から自分を奮い立たせる要素を必死になって探してました。
でも、ものすごく疲れるんでやめました。本を読んだり、色んな人と会話すること自体は楽しくて得るものが多いんですが、それを奮い立たせるために“使うこと”はやめました。そもそも「奮い立たせなきゃ」と思うときって、自分が弱ってることが多いです。「奮い立たせる」=「弱ってる自分をどうシャキっとさせるか?」こんな図式になってると思います。
自分にどう寄り添えるか?
自分が弱ってるとき、疲れてるときに、他人から「なに怠けてるんだ!シャキっとしろ!」って発破をかけられてもやる気は出ません。それと同じことを、自分が自分にしてます。こんなことしてたら、どんどん自分の本心が置き去りになってしまいます。
弱ってる自分を無理やり動かそうとするんじゃなく、そんな自分にどう寄り添えるか?仲のいい友達に接するような感覚で、自分にも接する。「今はそんな気分なんだね」と、そのままを認めて、自分が悦ぶことをしてあげる。“今”感じてることにしっかり寄り添えれば、本来持ってるエネルギーが内側から湧き出てきます。無理やり奮い立たせなくても、自分の中にはそんな力が備わってます。