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音楽から感じ取ってきた感覚をビジネスの中で表現する


反抗の音楽


移動中やデザイン制作中など、一人でいる時間はいつも音楽を聴いています。色んなジャンルの音楽が好きですが、その中で最もグッと来るのが、レベル・ミュージック(反抗の音楽)と言われるもの。音楽ジャンルとしての区別ではなく、反体制的な思想を攻撃的に表現するアーティストの音楽を指しています。ジャンルで言うと、パンクロックやレゲエ、ヒップホップなどに数多く存在します。

一見、破壊的なイメージを持たれがちですが、僕はすごく人間的で希望に満ちた音楽だと思っています。その他大勢に迎合する気なんてさらさらなく、弱者やマイノリティであることを悲観しない。真実を探究し「それは違う」と声をあげていく。彼らの思想というよりは、その“姿勢”に共感します。また「自分は何者なのか?」というアイデンティティを獲得するプロセスが読み取れるところに人間らしさを感じたりもします。


感情をパッケージ


アーティストによって表現はそれぞれですが、この類の音楽は何度聴いても心が震えます。なぜそうなのか?それは、音の塊に「感情がパッケージされてる」からです。ただ単に衝動をブチまけた結果じゃなく、音楽として聴かせようとする中に感情を封じ込めてるから、何度聴いても感動するんだと思います。

僕はビジネスの中でそれを目指しています。ビジネスというと、仕事だからと割り切ったり、無感情でも成り立ってしまうところがあります。でも、そんな仕事には何の価値も感じません。自分の仕事にしっかり感情を込めて、相手と心の奥の方でつながる。音楽から感じ取ってきたこの感覚を、僕はビジネスの中で表現していきたいと思っています。

AUTHOR

Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って、それぞれの「頭の中にあるものを形にする」ことを生業にしています。クリエイティブ制作活動と併せて、ひとり経営者さん向けの個別ワークショップを行っています。

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