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コンプレックスの中から“自分が強くなれる要素”を見つける


すごくしっくり来た提案


僕は20年間、同じ美容院の同じスタイリストさんに担当してもらってます。色んなヘアスタイルに挑戦してきましたが、7〜8年前に今のスタイルに落ち着きました。長さはミディアム、パーマスタイル、2ブロック。このスタイルを提案してもらって、すごくしっくり来たので、それ以降ずっとそうしてます。

パーマスタイルといっても、僕はかなりクセの強い天然パーマなんです。もともと持ってる髪のうねりが活かせるということで、このスタイルを提案してもらいました。施術は毎回カットのみ。誰も天然パーマだと分からないほど、自然なパーマスタイルに仕上げてもらってます。


コンプレックスの中にあるもの


でも、学生時代からずっと、この天然パーマのことが嫌いでした。何とか隠そうとしたり、変えようとしてました。コンプレックスに感じてました。今はその逆です。僕らしさを見た目にも表現するには欠かせない要素だと思ってます。また、デザイナーとしての活動や、僕のやりたいことを後押ししてくれてるようにも感じてます。

これって何にでも当てはまるような気がします。コンプレックスに感じること、変えようがないことを、隠そうとしたり変えようとしても、しっくり来ないことが多いです。コンプレックスに感じてることの中に自分らしさとか、自分が強くなれる要素が絶対に隠れてるはずです。僕は、ヘアスタイルの一件でそれを知ることができました。

AUTHOR

Designer / 津江 祐一

デザインの方法論を使って、それぞれの「頭の中にあるものを形にする」ことを生業にしています。クリエイティブ制作活動と併せて、ひとり経営者さん向けの個別ワークショップを行っています。

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